れんこん作りのこだわり
私たちは霞ケ浦の北側,土浦市でれんこんを栽培しております。
ここは全国一のれんこん産地が広がっています。夏になると一面緑のハスの葉が広がり,
白やピンクの綺麗な蓮の華をみて楽しむことができます。
このレンコン産地で我が家も50年以上栽培を続けております。
祖父のころより栽培を始め,父が栽培を増やしてきて現在にいたります。
COOP広報誌(2020年10月号)で我が家のれんこんを紹介していただいてます。
土づくりから始まるれんこん作り
自家製のモミガラたい肥を作り,毎年れんこん田に投入しております。
有機肥料も積極的に多く取り入れ,元肥のすべてを有機質の物にしております。
(追肥は化成肥料などを上手く組み合わせて行っています)
化学肥料を慣行の約半分まで削減し,農薬も出来るだけ少なくするなど
土づくりや環境に配慮した栽培をおこなっております。
土づくりをしっかりと行うことで,土が柔らかくなりれんこんが育ちやすい土になります。
すくすく育ったれんこんはシャキシャキと歯触り良く,ほんのり甘みのある,食味や食感のよいレンコンになります。
(茨城県のれんこんはシャキシャキとした食感・歯触りが特徴です。徳島や石川などの産地のれんこんはホクホク感やモッチリ感が強い特徴があります)
収量よりも味を重視して・・・
れんこんにも色々品種がありますが,収量の多少や食味食感などが品種によって変わってきます。
味は良いけど量がとれない・・・量は多くとれるけど食感がイマイチ・・・等々。
いくつか品種を検討してきましたが,食味の良い品種を栽培しております。
(収量性はそこまで高くない品種なのですが,味重視で栽培しております)
シャキシャキとした歯触り・食感がもっとも楽しめる種類です。
また,こうした土作り・たい肥や肥料の有機成分のおかげか品種のおかげか,常連のお客さまや我が家で働いているパートさんからも
「味が良い!」「食感がとてもいい」と好評を頂いております。
安全への取り組み
GAP(生産工程管理)やアプリを活用した管理記録にも取り組んでおります。
(GAP(Good Agricultural Practice:農業生産工程管理)とは、農業において、食品安全、環境保全、労働安全等の持続可能性を確保するための生産工程管理の取組のことです。※農水省ページより)
どこでどんな肥料・資材・農薬を使用したかをはじめ,異物混入がないように管理したり,作業性の向上や安全などを検討しています。
生協(主要な取引先)から検査員の方がいらっしゃって,相互チェック・現地監査を行い,問題点の洗い出し・改善を繰り返し行っていっています。
(検査中の写真があれば良かったのですが,,,撮りそびれてしまいました・・・汗)
●スマホのアプリを使って生産履歴を管理していますので,問い合わせがあればすぐに履歴を出すことが出来ます。(写真左)
●作業場の整理整頓からいろいろ・・・作業性の向上のほか,異物混入がないよう気をつけております。(写真右)
とれたてのレンコンをお届けしています
れんこんは圃場から持ち帰った後,専用の洗浄機で洗ってから箱詰め・出荷しております。
鮮度が落ちないうちに箱詰めし,その日のうちに出荷いたします。
(写真は夏期間のため,発泡スチロール+氷詰めです。11月~は段ボール箱にて出荷いたします)
レンコン産地から色んな食べ方を発信
年末のギフトなどでれんこんを沢山もらうと,色んな食べ方を試したくなるかと思います。
普段出荷しております霞ヶ浦有機センターで共同でレシピ集を作っております。
こちらを箱に同封して送っております。
定番のサラダやきんぴらのほかにも,れんこんハンバーグや磯辺揚げなど美味しいレシピが沢山のっておりますので
是非ご活用くださいませ。
ネットショップ以外ではどこで販売?
①COOP関東近県
普段は「霞ヶ浦有機センター」経由で関東近県の生協(COOP)さんに出荷しております。
出荷は霞ヶ浦有機センターのメンバー10人で共同出荷をしておりますが,
それぞれ皆さんこだわりのれんこん栽培をしております。30年以上も出荷を続けておりますので
もしかしたら我が家のれんこんも食べた方もいらっしゃるかもしれません。
250~400gで購入いただけますので,そちらも是非ご利用くださいませ!
こちらのページで紹介していただいております(COOP広報誌2020.10月号)
②直売所「クルトロード」さん:茨城県土浦市飯田2645−2
はね出し品や小さい芽バスなどをお安く販売しております。
(私・一番右とタイからの研修生とパシャリ。他両親とパートさん達と仕事しております)